第4のフェラーリ・プレミアム・モデル
2002年に登場したフェラーリ・エンツォ・フェラーリは、創業者であるエンツォ・フェラーリの名を冠した限定スーパーカーである。単にエンツォとも呼ばれる。この車は創業者エンツォのモータースポーツへの情熱と卓越した技術への賛辞としてデザインされた。エンツォのデザインは、イタリアのデザインハウス「ピニンファリーナ」で活躍していた日本人デザイナー、ケン・オクヤマ(奥山清行)が担当。2002年のパリモーターショーで初公開され、2002年から2004年にかけて生産され、これまでに400台のみが生産された。
快適性を備えたスペチアーレ
前作の F50 は機能面を追求した結果「スパルタン過ぎる」という不評の声があったので、このエンツォでは快適性も考慮された。F50との大きな違いは、F50がエンジンをフレームの一部とみなして走行中のストレスを負担させる構造を持つのに対し、エンツォはサブフレームにブッシュを介してマウントする方式を採り、振動や騒音を減らしてロードカーとしての快適性を上げている。ちなみにイタリア語で「特別の」という意味を持つ「スペチアーレ」とは、FERRARI 288GTOからエンツォまでのフェラーリの限定モデルをさして使われる。
エンツォは6.0リッターV12エンジンを搭載し、最高出力660ps、最大トルク485lb-ftを発生する。0-60mphをわずか3.1秒で駆け抜け、最高速度は217mphに達します。エンツォのボディはカーボンファイバーで構成され、高速走行時に最適なダウンフォースを得るために自動調整されるアクティブリアスポイラーなど、高度なエアロダイナミクス機能を備えている。
- 全長:4702 mm
- 全幅:2035 mm
- 全高:1147 mm
- ホイールベース:2650 mm
- 車両重量:1255kg
- 駆動方式:RWD
- トランスミッション:F1(6速セミAT)
- エンジン:V型12気筒DOHC, 5998cc
- 最高出力:660HP / 7800 rpm
- 最大トルク:67.0 kgm / 5500 rpm
- タイヤ:前 245 / 35ZR19 後 345 / 35ZR19
リアルレーシング 3 で乗れる ENZO FERRARI
エンツォは、エンジニアリングとデザインの真の傑作であり、フェラーリの自動車技術の最高峰を象徴するものです。リアルレーシング3では、4つのシリーズでエンツォをドライブできます。
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